設立趣旨
画像工学同窓会設立の趣旨について
東京美術学校に写真科と製版科として誕生して以来,東京高等工芸学校,東京工業専門学校を経て千葉大学工学部へと変身し, その過程で文部省科学研究補助技術員養成所や千葉大学工業短期大学部,千葉大学大学院工学研究科を併設して発展してまいりました, それぞれ80年近い長い歴史をもつ千葉大学工学部(旧)画像工学科と画像応用工学科が, 21世紀に向けて一体化し,平成2年度から 千葉大学工学部画像工学科に改組されました。 これに応じて,千葉大学大学院工学研究科(旧)画像工学専攻と画像応用工学専攻も, 平成6年度から千葉大学大学院工学研究科 画像工学専攻に改組され,続いて平成8年度から千葉大学大学院自然科学研究科像科学専攻に再改組されました。
東京美術学校写真科から千葉大学工学部(旧)画像工学科ならびに千葉大学大学院工学研究科(旧)画像工学専攻に至る卒業生は, 同窓生の集いとして千葉大学工芸写真会をもっております。また,東京美術学校製版科から千葉大学工学部画像応用工学科ならびに 千葉大学大学院工学研究科画像応用工学専攻に至る卒業生は,同窓生の集いとして芝葉印刷学部会をもっております。この2つの 同窓会には,日本における写真・印刷・画像情報産業界などで指導的立場の多くの人材が所属し,常に産業界をリードしてまいりました。
平成2年度に始まる2学科の一体化は,新たな同窓生の集いを必要とする一方で指導的立場にある先輩達との交流が求められ, 伝統ある2つの同窓会幹事に新学科の学生を交えての新しい同窓会組織の準備委員会が設立されました。数年にわたる意見交換と 調整の結果,この度2つの同窓会を分科会とする新しい「画像工学同窓会」設立案がまとまり,両同窓会のそれぞれの総会決議で 設立が認められました。
平成8年8月1日
「画像工学同窓会」設立準備委員会